そこで、子育て支援と言うことで、就学時、未就学児に関わらず子供を預ける場所を充実させようとしています。最近は市町村単位で、保育園の充実なんか歌っている地区もあり。
でも子供の預け方にもいろいろあって、預かってもらって安心、預かってもらって親の時間、親と一緒の時間はその文濃厚になどなど。
預かる場所も、それなりの計画を持っていると思うのですが、30人越えるとどうしても観察できない子が一人ふたりと出てくるし、子供同士集められていると、いいようでいて様々な問題も起こることは分かっていることで、「校外との交流とか縦割り教育」なんて事を始めているはずなのです。
生物行動学に、「臨界期」というものがあります。「刷り込みimprinting」とか言われているやつですが、修正不能の記憶ではなくある程度柔軟に対応できると言うことになっていますが、やはり重要な期間であるはずです。その時間を親と過ごさないというのは大変な損失だと思うのです。
親も自分に自信がナイので、出来れば誰かにお願いしたい。(ちょうどペットの調教をプロに依頼するみたいに)でもそれじゃだめなんだろうなと思うのです。親なりに悩んで勉強して、学校や施設の力を借りながら自分の子供を育てていくというのが大切だと思うのです。
「子育て支援」はプロに預ける仕組みを作るのではなく、親世代に親になる時間を作ることだと思います。働く時間を減らして子供に関わる時間を増やし、でも生活は保障されているという社会を作るべき何ではないでしょうか?
少し前、「ある会(?)」が、親と子を分けてそれぞれ教育をしているようす。子供は農業体験と集団行動、親は子供の事はプロに任せて勤労。そんなのを見た気がします。
子供は教育のプロに任せているので親は安心という構図。今の社会が進もうとしている子育て支援に似ていませんか?なんとなく不安を感じています。